西川英三郎2020年9月10日読了時間: 1分(News)副業・兼業の促進に関するガイドライン - Guideline for the promotion of the second Job, the side job9月1日に厚生労働省より副業と兼業の促進に関するガイドラインが発表されました。総論としては労働者にとって就業の可能性が広がりキャリアアップにとっても年収アップにとっても良いことなのでしょうが、運用面では安全管理や健康管理を本業の事業場と兼業・副業の事業場の両方が責任を持たなければならないことに加え、法定労働時間を超えた場合には、本業終業後に就業するであろう副業・兼業事業場では当該労働に対して最初から労働時間に支払われる賃金に時間外割増も発生するということになり、副業・兼業先の事業場がそれだけのコストを払っても当該労働者に副業・兼業して欲しい人材かを十分考えなければ費用対効果が見込めない可能性も潜んだ制度であるため、実際の普及迄にはまだまだ多くのことを詰めなければならないでしょう。ワーク・ライフバランスの問題も重要です。(2020年9月10日) 日本語のみ(Sorry Japanese only) https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000192844.pdf
9月1日に厚生労働省より副業と兼業の促進に関するガイドラインが発表されました。総論としては労働者にとって就業の可能性が広がりキャリアアップにとっても年収アップにとっても良いことなのでしょうが、運用面では安全管理や健康管理を本業の事業場と兼業・副業の事業場の両方が責任を持たなければならないことに加え、法定労働時間を超えた場合には、本業終業後に就業するであろう副業・兼業事業場では当該労働に対して最初から労働時間に支払われる賃金に時間外割増も発生するということになり、副業・兼業先の事業場がそれだけのコストを払っても当該労働者に副業・兼業して欲しい人材かを十分考えなければ費用対効果が見込めない可能性も潜んだ制度であるため、実際の普及迄にはまだまだ多くのことを詰めなければならないでしょう。ワーク・ライフバランスの問題も重要です。(2020年9月10日) 日本語のみ(Sorry Japanese only) https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000192844.pdf